vitriolの本来の意味は「硫酸」です。
硫酸なんて通常の日常生活では、そんなに頻繁に使われる単語のようには思えませんが、SNS(ソーシャルメディア)が浸透したネット社会では、非常によく見聞きする単語になりました。
意味は
・「悪意に満ちた言葉」
・「辛辣な誹謗や中傷」
です。
ネットの世界を見てみると、毎日のように他人を必要以上に中傷する匿名の投稿者が後を立ちません。
匿名という優位性を逆手にとってソーシャルメディアに投げかける暴言は、目に余るものがあります。
そんなところから使われ出した表現なのかも知れませんね。
There are a large collection of vitriolic posts from Twitter, where you might easily identify characteristics of vitriol.
Twitterには、罵詈雑言の投稿が大量に集められており、罵詈雑言の特徴を容易に把握することができるかもしれません。
The vitriol that anonymous posters hurl on social medias does seem uncalled for
匿名の投稿者がソーシャルメディアに投げかける暴言は目に余るものがある。
vitriolとよく使われる動詞
SNSで「辛辣な誹謗中傷」という表現に用いられる「vitriol」ですが、以下のような動詞とペアになって表現されることが多いようです。
・heap(投げつける)
・spew(ぶちまける)
・hurl(投げつける)
The famous youtuber deals well with all the vitriol heaped on him.
この有名なユーチューバーは、自分に浴びせられるすべての罵詈雑言にうまく対処している。
The volcano spewed a giant cloud of ash, dust, and gases into the air.
火山は巨大な灰と塵とガスの雲を空中に噴き出した。
I can’t stand any more that anonymous posters hurled abuse at me !
匿名の投稿者に罵倒されるなんて、もう耐えられない!
追記:炎上する
あと余談ですが、
My twitter feed unexpectedly blew up.
私のツイッターが思いがけず炎上しました
She completely blew up Twitter with one ignorant and naive tweet.
彼女は無知で世間知らずなツイートでTwitterを大炎上させた
まとめ
今回はネットで頻繁に使われれる「vitriol」について学びました。
ネットで生活がより便利になった反面、多くの煩雑なことが起こるのもまた事実ですよね。とにかく学び続けて、自ら修正していくしか自分を守る術はなさそうです。
Be sensitive to your posts.
自分の書き込みには敏感になりましょう。
さもないと、あなたも執拗な罵詈雑言にさらされることになりかねません。