英語で「自慢する」を表現する場合、あなたならどんな言い回しや単語を使いますか?

英文で「自慢する」と言いたい時によく使われる単語や英語表現は、主に次の4パターンかなと思います。

1:Brag about
2:Boast about
3:show off
4:be proud of

いずれも「自慢する」に関する表現ですが、それぞれの解説をする前に少しだけ補足しておきたいことがあります。

日本語の状況で考えれば簡単に理解できると思うのですが、そもそも「自慢する」という行為自体が、自分自身(私)を主語にして使う表現ではないということです(もちろん、例外はあります)

それは英語でも全く同じです。

自慢に関しての言い回しは、そのほとんどが

自分以外の第三者が主語になり
誰かが「自慢する」、誰かが「自慢げに豪語する」という表現形式になります

また比較的ポジティブな意味合いより、ネガティブな意味合いで使われるシチュエーションが多いのも特徴かも知れません。

スポンサーリンク

1:「自慢する」のBrag

基本的に「鼻につく」というニュアンスのネガティブな意味合いで使われることが多く、話を誇張して自慢したり、自分自身を過大評価したりする人やその行動に対して使われる。

アメリカでは口語表現で使われることが多い

Stop bragging so much. It’s annoying.
もう自慢話はやめてくれ。イライラするよ。

She brags about her good looks. She is a braggart.
彼女は自分の美貌を自慢するんだ。自慢屋だね

He always brags about his success.
彼はいつだって自分の成功を自慢げに話す

She bragged that she could run a four-hour marathon.
彼女は4時間でマラソンを完走できると自慢たらしく話した。

I don’t mean to brag, but my IELTS score has gone up 2.0 points since last year.”
自慢するつもりはないんだけど、去年からIELTSスコアが2ポイントも上がったよ

2:「自慢する」のBoast

必ずネガティブな意味で使われるという訳ではなく、文脈により好意的なニュアンスで使われることがある英単語。

Boastは、Bragよりも多少フォーマルな響きがあるようで、アメリカではもっぱら文章表現で使われ、口語ではほとんど使われないという話も(特に西海岸)

Your boss always boasts about her employees
社長はいつも彼女の社員たちのことを誇らしげに話します

She boasted that she could run a four-hour marathon.
彼女は4時間でマラソンを完走できたと自慢げに話した。

Your teacher boasted to students about his son getting accepted to Tokyo University.
君の先生は、息子が東大に入学できたと生徒たちに得意げに話していたよ。

3:「自慢する」のshow off

You always try to brag your knowledge. Stop showing off!
お前はいつも自分の知識をひけらかすんだ。自慢はやめてよ!

Are you trying to show off?
自慢してる?

She likes to show off her long legs wearing short skirts
彼女はミニスカートをはいて長い足を自慢したいんだよ

4:「自慢する」のbe proud of

My brother is very proud of his car.
私の兄は自分の持っている車をすごく自慢げに思っている。

Your father always boasts about you. He’s very proud of you.
君の父さんは、いつも君のことを自慢げに話すよ。本当に君を誇りに思っているんだろうね。

He is proud of his birth.
彼は自分の家柄(生まれ)に誇りを持っている

まとめ

さて、今回は、英語で「自慢する」を意味する4つの表現を紹介して、そのニュアンス比較してみました。

ニュアンスの問題などは、実際にネイティブと「自慢」に関して話す機会があれば、是非色々と質問してみてください。

習うより慣れろ。

失敗を恐れずにどんどん使っていきましょうね。では、また!

avatar
You’ll never reach perfection because there’s always room for improvement.