日本語の日常会話では、「〜というわけじゃないんだけど、・・・なんだよね」という表現は非常によく使う表現ですね。

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彼のことすごい嫌いってわけでもないんだけど、好きにはなれなんだよね〜
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すごく美味しいってわけじゃないけど、癖になる味なんだよね、これ!

一番伝えたい自分の意見を言う前に、あえて補足的に『軽く否定表現を加える』婉曲的な言い方。もちろん英語にもそういう婉曲的な表現は存在します。

英語で「〜というわけではない」の代表的な3つの表現パターン

1:It’s not that 〜
2:It’s not like 〜
3:Just because 〜 doesn’t mean ・・・

ひとつずつ例文と共に見ていきましょう。

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1:「〜というわけではない」It’s not that 〜

It’s not that I don’t like her. I’m just not interested in her at all.
彼女が嫌いってわけじゃない。ただ、全く興味がないんだ

It’s not that we broke up. I just wanted to tell you the truth.
私たち、別れたわけじゃないのよ。あなたには本当のことを伝えておきたかったの

It’s not that I’m upset. I’m just a little disappointed.
怒ってるわけじゃないけど、ただちょっとがっかりしてるんだ

2:「〜というわけではない」It’s not like 〜

It’s not like you’re so busy. I want you to help me out.
そんなに忙しくないんなら、手伝ってほしい

It’s not like I meant it. It just that happens.
わざとやったんじゃない。たまたまなんだよ

It’s not like it’s a secret. But I don’t want you to let the cat out of the bag yet.
秘密ってわけじゃないんだよ。でも、まだ誰にも言わないで欲しいんだ

3:「〜というわけではない」Just because 〜 doesn’t mean ・・・

Just because it happened doesn’t mean it’s news.
物事が起こったからって、それがニュースになるとは限らない

Just because someone speaks English fluently doesn’t mean they were born and raised in abroad.
英語が流暢に話せるからといって、外国で生まれ育ったとは限らない

Just because you got older doesn’t mean you don’t have to give up your dreams.
歳をとったからといって、夢をあきらめる必要はないんです

まとめ

さて、今回は「~というわけではなく、本当は・・・だ」という表現について見てきました。

日本人の英語学習者が、conversational skillを伸ばそうと考えた時に必ずぶち当たる大きなひとつの壁は、”日本語表現を英語にそのまま当てはめて直訳しようとすること”

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日本語では、こんな時、こういう表現があるけど、英語に翻訳するとどう言えばいいんだろう?

この考えに囚われすぎると、英語は一向に上達していきません。

英語には『英語ならではの表現』があり、それが英語ネイティブ達にとって『自然な表現』であることは頭に入れておきましょう。

自分の話したいフレーズを何度も音読してみて、体で覚えるのが英語力アップの一番の近道です。お互いのゴールを目指して頑張りましょう!では、また!

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It’s not like English is your first language. Don’t be afraid of making mistakes. Just try to use it on a daily basis!!