privilege の意味は知っていても、振り返れば今までの人生で一度も日常会話で使ったことはない!という人は意外と多いのではないでしょうか?

そもそも日本語で「特権」という意味で”privilege”という単語を受験英語で覚えてきた多くの日本人には、あまり普段使いの英会話では使えそうじゃない感じがしますよね。

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でも実は、日常会話でもしっかり使える単語なんです

そのあたりを英語ネイティブの使い方も含めて、今日は解説したいと思います。

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privilege の意味をおさらい

privilegeの意味を改めて辞書でみると、

privilege(Cambridge Dictionary )

・a special advantage or authority possessed by a particular person or group:
特定の個人またはグループに与えられる特別な役得や権威

・a right or advantage that only a small number of people have
ほんの少数だけが運よく得ることのできる権利や機会

とその定義されています。

つまりこの場合の「特権」とは「普段ではありえないこと。だけど運良く得ることのできた権利や機会」。そんな場合はprivilegeを会話で使えるわけです。

例えば今、会社の上司や取引先の方に仕事終わりで美味しいお寿司屋さんに連れて行ってもらったとしましょう。

その時、あなたは日本語でも、

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こんなご馳走食べられるなんて、これは役得だな(特権だな)

なんて表現はよく使うのではないでしょうか?

そう、それが日常会話でネイティブがprivilegeを使うニュアンスです。

つまり、『普段とは違う特別な日や時間だな〜』というニュアンスで何かについて語りたい場合、英語では ”privilege”を使った表現が可能なんですね。

なので、社内外の挨拶や少し改まった席、またスピーチなどでは定番表現にもなっています。

It’s a privilege to〜という表現

例えば、

あなたとお話できて光栄です

この日本語をprivilegeを使って英訳すると、こんな風に言えます。

It’s a privilege to speaking to you.

直訳すれば「あなたにお話できるのは特権です」

日本人には大変仰々しい表現にも感じますが、英語のフォーマルな場面ではお決まりの表現と言ってもいいかも知れません。

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それにもしあなたが、相手から同じような表現で「あなたに会えて嬉しい」と伝えられたとしたらどう思うかを想像してみてください

It’s my privilege to speaking to you.
あなたにお話できるのは私の特権です

相手が自分をすごく特別な人と捉えて発言してくれていると感じませんか?

そんな素敵な言葉を掛けられば、誰だって悪い気はしないはずです。

なので、友達同士の会話で使うというわけにはいきませんが、少し畏まった場所や雰囲気で相手にお礼を言う場合なんかには、是非 ”privilege”を使ってあなたの思いを表現してみてください。

It’s been an unbelievable privilege to have shooting with you
あなたと一緒に撮影できたことは、信じられないほど光栄なことでした

It’s a real privilege to get to know you.
お知り合いになれて本当に光栄です

It is a great privilege to be here to talk about my latest work.
この場で私の最新作についてお話できることを大変光栄に思います

まとめ

今回は、privilege の意味と使い方についてお送りしました。

日本語にすると「特権」なんて堅苦しい表現ですが、意外と「今度、privilegeを使ってみたいな」と思ったのではないでしょうか。

ネイティブの使い方をそのまま吸収してそのニュアンスを感じ取る。そして実際に使ってみることが、あなたの英語会話力の更なる向上につながると思います。

お互いに頑張っていきましょう。

では、また!

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You’ll never reach perfection because there’s always room for improvement.