教訓にする

日本語で考えると「教訓」という言葉自体がフォーマルな響きを持つ言葉ですし、日常会話でも「教訓にする」と言う機会はそんなに多くないように思います。

ただ、時として、どうしても「教訓」という言葉でしか表現し得ないニュアンスがあるのも事実です。

なので、英語に翻訳する時にも、まず「教訓にする」という日本語の意味自体を再度掘り上げて理解しておくことが、案外翻訳への近道ではないかと思います。

その視点に立って、英語で「教訓にする」をどう表現するのかを学んでいきましょう。

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教訓にするの意味とは?

教訓とは

簡単に言えば『失敗から学ぶこと』。失敗を失敗として放置せず、次へのステップへ進むために失敗から何かしらの糧(かて)を得ることです

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そう考えると、教訓を表現するのに、英語の「Learn(学ぶ)」という単語が思い浮かばないでしょうか?

結論から言えば、英語で「教訓にする「教訓を得る」は、

I learned a lesson.

と表現できます。

  • うまくいかなかったけど、いいレッスンになった
  • 失敗したけど、案外いい学びだったかもね
  • いやー、最初はつまずいたけど、結果、めっちゃいい勉強になったわ

このあたりの日本語表現は、日常的に非常によく聞きますよね?

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これらは全部「教訓を得た」とか「教訓になった」というニュアンスを平易な日常の言葉の「レッスン」や「学び」「勉強」で表現しています

なので「教訓とは、失敗から学ぶこと」とイメージしておけば、英語で表現する時も迷わず口をついてフレーズが出てくるようになると思います。

教訓にする:英語での例文

さて、ここからは、英語で「教訓にする」という意味で使われている例文をいくつか上げますので、その表現方法やニュアンスを掴んでみてくださいね。

各センテンスの単語を入れ替えることで、色々な表現が可能です。

I learned a lot from my mistakes.
失敗から多くを学びました

I made a big mistake, but it taught me a lot.
大きなミスをしてけれど、そこから多くの学びを得ました

Your past mistakes are good life lessons.
過去の失敗は良いレッスン(教訓)になります

You can learn a lot of lessons from history.
歴史からは多くの教訓を得ることができます

The World Cup made us learn a lots of life Lessons
ワールドカップは、私たちにたくさんの人生の教訓を与えてくれました

There are many lessons to learn in Japanese folktales.
日本の昔話には学ぶべきことがたくさんあります

We have much to learn from the past major setbacks and failures of those who have taken on this challenge.

今までにチャレンジしてきた人たちの過去の大きな挫折や失敗から、私たちには学ぶべきこと(教訓)がたくさんあります

まとめ

さて、今回は、英語で「教訓にする」をどう表現するのかについて学びました。

多くの英語学習が日本語を英語にして表現するとき、最初に試みて欲しいのは、

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日本語の意味解釈の深掘り」です

日本語の単語そのものや日本文そのものを英語に当てはめて置き換えないで、まず本質としてどういう意味情報を伝えたいのかを考えてみてください。

今回の「I learned a lesson.」(教訓を得る)のように、あなたの言いたいことは簡単な単語と平易な言い回しで表現ができることを覚えておいてください。

そして、どんな難しいことでも簡単な英語で必ず伝えられるという自信を持ってください。

では、今回はこれにて。では、また!

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You’ll never reach perfection because there’s always room for improvement.