会話をしていると、話し相手から「thank you」って言われる機会は必ずありますよね。

そんな時、お礼への返事として、英語では「You’re welcome.(どういたしまして)」が非常にポピュラーで言い慣れた(もっと言えば、教科書的な)言い回しだと思います。

でも英語ネイティブは

自らの置かれた状況や相手との関係性によって、様々なフレーズを用いて自分の気持ちを伝えています

これは何も英語に限ったことでありません。

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TPOに応じて相手からのお礼への返事を変えるのは、日本語で考えてみれば一目瞭然です
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ありがとう!と言われた時のお礼の返事

以下、日本語で「ありがとう」「どうもありがとうございます」と相手から言われた時に返すフレーズの一部です。そこからどんな状況が見えてくるでしょうか?

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どうも、ありがとうございます!
  • いえいえ、どういたしまして。
  • いえ、こちらこそ。恐縮でございます。
  • 恐れ入ります。ありがとうございます。
  • いいえ、どうぞお気になさらずに。
  • 全然全然!
  • あ、大丈夫大丈夫!
  • ども!
  • 役に立った?良かった良かった。
  • うぃーっす!

これら全部、相手から「ありがとう」と言われた時に返すお礼への返事のほんの一部です。

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それぞれの表現を見れば、何となくお礼の返事をした相手との関係や、その状況がフォーマルな場なのか、カジュアルな場なのかは、容易に想像できんじゃないでしょうか?

この例に準じて、英語でも色んな言い回しをマスターしておくことは、つまり、相手とのより良いコミュニケーションや関係性をさらに深めるために非常に役に立つことに繋がると思います。

たかがお礼への返事。されど、お礼への返事です。

お礼を言われた時に相手に返す表現をありきたりのフレーズに固定するのではなく、様々な言い回しやフレーズをマスターしておく。これが今回の記事のゴールです。

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目標は、脱 You’re welcomeです

英語表現をTPOで使い分けよう

以下、TPOと相手との関係性に相応しい英語表現を整理しておきましょう。

▪️お礼への返事:カジュアル篇

親しい間柄の人(友人や家族など)には、堅苦しくないカジュアルな表現でお礼への返事を返しましょう

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Thank you !!
  • You’re welcome.(定番中の定番)
  • No problem.
  • No worries.
  • Never mind.
  • Anytime.
  • Sure.
  • Sure thing.
  • Sure, no problem.
  • Don’t mention it.
  • All right.
  • That’s ok.
  • That’s all right.
  • Don’t worry about it.
  • Of course.
  • You bet!

▪️お礼への返事:フォーマル篇

以下は、ビジネスシーンやフォーマルな場所や状況でよく聞く表現です。より丁寧な語り口の英語フレーズが多いのが特徴です

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Thank you !!
  • My pleasure.
  • It’s my pleasure.
  • The pleasure is mine.
  • It was a pleasure.
  • I’m glad to help.:
  • I’m happy to help.
  • You’re very welcome.
  • You’re most welcome.

▪️お礼への返事:こちらこそ!を込めて

お礼を言ってくれた相手に対して「こちらこそ”Thank you”だよ」という気持ちを強調して伝えたい時は、以下のフレーズを是非使ってみてください

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Thank you !!
  • Likewise.
  • Thank you, too.
  • I should be the one thanking you.
  • I’m the one who should be thanking you.
  • No, thank you!
補足:No,thank youの発音について

この表現は、相手の”Thank you”を”No”で否定している形を取っているので「こちらこそ”Thank you”だよ」という気持ちを伝えたいので、最後の”you”を強調して発音しましょう

まとめ

今回は、お礼への返事を英語でスマートに表現してみようと題してお送りしました。

”Thank you”と相手から感謝の言葉を言われてその返答をすることは、会話ではとても頻繁に使うフレーズです。

平板な”You’re welcome”一辺倒の英語では、表現力も伸びませんし、あなたの魅力が半減されてしまうことにも繋がり兼ねません。多くの表現バリエーションを即座に使えるようになるためには、是非、実践を通じて「意識して特定のフレーズ」を使ってみることです。

相手との関係性ももっと豊かにしてくれる魔法の返しフレーズ。是非、マスターしましょう!

では、また!

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You’ll never reach perfection because there’s always room for improvement.