同感です」「賛成です

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相手の話を聞いていてそう返したい時、あなたは普段どんなフレーズを使っていますか?

日本人の英語話者が「同感です」と言う場合、個人的な意見ですが、次のような言い回しを使う人が多い印象。

  • I think so, too.
  • I agree with you.
  • I like it.

これらはおそらく、誰もが使い慣れた言い回しだと思います。

今日はそこから一歩表現の幅を広げるための、英語ネイティブがよく使う「普段使いの同感フレーズ」を紹介したいと思います。

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同感です! ネイティブフレーズ7選

会話の中で相手の話している内容に同意したり、また反対意見を述べたりするのは何も英語に限ったことじゃありません。

それだけ日常生活で使うシュチュエーションが多い表現ですから、様々な表現フレーズがあります。

以下のフレーズ、あなたはどれくらい使っていますか?

  • I’m with you.
  • I second that.
  • I’m for it.
  • That’s exactly how I feel.
  • I couldn’t agree more.
  • You can say that again.
  • Tell me about it.

以下、例文と共にそれぞれのフレーズニュアンスを学んでいきましょう。

▪️I’m with you.

よく使う「I agree」と意味は全く同じですが、こちらの表現の方がよりカジュアルでフレンドリーな印象を与えます。

ネイティブが日常生活でよく使う定番フレーズです。


▪️それ、同感

I’m with you on that.

▪️気持ちわかるよ。私も多分同じことをしていたと思う

I’m with you on that. I would probably do the same thing if I were you.

▪️同感です。ほんと言い訳ばかりでうんざり。彼女は人のせいにするのはもうやめるべきだと思う

I’m with you. I’m so fed up with all the excuses. She needs to stop pointing fingers any longer.

補足追記:

「I agree you」は「相手の意見」に同意する時に使われることが多いのに対して、「I’m with you」は「相手の気持ち」に共感した時にも使える

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I hear you(あなたがそう言いたい気持ちはわかるよ)に近いニュアンスだと思います

▪️I second that.

意外と知らないんですがsecond」には、動詞で「賛成する」「同意する」「支持する」という意味があります。

・ I think we should go out for dinner tonight.
今夜は外食にしようよ。

I second that! That’s exactly what I was thinking about
賛成。私もちょうど同じこと考えてたのよ

・I suggest we should call a meeting as soon as possible.
できるだけ早く会議招集した方がいいと思う

I second that.
同感です

▪️I’m for it.

単に「賛成!」と短く同意を示す時だけじゃなく、

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itを違う名詞に置き換えて「いいね、それ同感!」「賛成!やろうやろう!」的な意味でも使われるフレーズです

I think it’s a good idea. I’m all for that.
いいと思うよ、そのアイデア。大賛成だな

Are you coming to a party tonight if you’re up for it.
もしよかったら、今夜、パーティーに来ない?

I’m up for scuba diving. I’ve always wanted to try it.
スキューバダイビングやりたい!前からずっとトライしてみたかったんだよ

補足追記(1):

同じ意味の表現で「I’m down」というフレーズもあります。

I’m down. I wanna come scuba dive with you.
いいね、賛成。一緒にスキューバ行きたい

補足追記(2):

「反対です」と言いたい場合は「I’m against it」と表現します。

I’m against it as of now. but it’s a tricky issue to judge though.

私は現時点では反対ですね。でも判断が難しい問題ですね。

▪️That’s exactly how I feel

この表現は、相手の言ったことに全面的に同意する際に使えるフレーズです。

直訳では「あなたが言ったこと(that)は、まさに私が感じる気持ちそのものです」

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つまり「あなたの意見に全面的に大賛成です」の意味になります

・I was so anxious and excited when I went abroad to study by myself.
海外留学する時は不安と興奮でいっぱいだったな

That’s exactly how I feel right now
まさに今、私もそう感じてます

・It’s a perfect day for watching a baseball game.
絶好の野球観戦日和だね

That’s exactly how I feel.
私もそう思います

ここからは「英語ならでは」という独特の表現です
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こんなフレーズで迷わず「同感!」と言えたら、もうあなたは完全にネイティブ!(かも)

▪️I couldn’t agree more.

このフレーズは「すごく同意します」という場合の定番フレーズです。

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日本語で言えば「あなたの意見、めっちゃ同意!めっちゃわかる!」
「I couldn’t ~ more」=「これ以上のものはありえない」

そこから「これ以上ない同意」つまり「大賛成」という意味になります

ただこの表現を知らないと「couldn’t agree」に惑わされて「賛成できない」という意味に取りがち。

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最後に「more」が付く付かないで全く違う意味になりますので注意してくださいね

・I think all the actors were not bad. But, there was no plot twist in the script.
役者は皆、悪くなかったと思う。でも、脚本にひねりがなかったね

I couldn’t agree more!
めっちゃ同意!めっちゃわかる!(大賛成!)

▪️You can say that again

相手の意見に強く同意して「本当!そうだよね〜」と言いたい場合によく使われますが、直訳すると「あなたはそれをもう一度言うことが出来ます」の意味。

なので、このフレーズを知らないと

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もう一度言ってほしかったりする?

というように、意味を取り違える可能性のある表現でもあります。

このフレーズの本来の意味は

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ホントあなたの言う通りです!それ念押しにもう一回言っても足りないくらいです!というようなニュアンスになります

自分が心から思っていたことを相手の口から聞くと、日本語でも、

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ホントマジわかるわ〜。言っちゃえ言っちゃえ!

と言ったりしますが、その「言っちゃえ言っちゃえ!」の表現に近いと思います。

是非、積極的に間違いを恐れず使ってみてくださいね。

・BTS’s dance performance was awesome!
BTSのダンスパフォーマンスもう最高すぎた!

You can say that again!
うん。マジ、同意!

▪️Tell me about it.

これも「You can say that again」と同様の意味。

相手の意見に強く同意して「本当!そうだよね〜」と言いたい場合によく使われます。

ただ、文脈によっては

文字通り「それについて教えてくれる?」の可能性もあるので、そのことは頭の片隅に置いておきましょう

・He’s always driving me crazy with his jokes.
奴のジョークにいつもイラつくのよね

Tell me about it!
それな!マジ同意!

▪️まとめ

今回は英語ネイティブがよく使う「同感!」というフレーズについて学びました。

同じ意味だけどバリエーションの違う言い回し表現をマスターすることは、あなたの英語レベルを確実にワンステップ高めてくれると思います。

即戦力になる表現ばかりなので、是非早速使ってみてくださいね!

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You’ll never reach perfection because there’s always room for improvement.