一口に「同意する」と言っても、
実は使われる状況やフレーズによって、それぞれの英語表現の意味合いに微妙なニュアンスがあるのは日本語も同じです。
・あ、それ大賛成ですね!異議なし
・う〜ん、おおむね賛成だけどね・・・
・同感!私も全く同意見です
・言いたい事はわかるんだけど、賛成とは言えないなあ
これらはすべて日本語で「同意する」に関する表現ですが、そこに込められている話者の感情が微妙に見え隠れしていますよね。
そこで今回は「同意する」に関する英語表現のニュアンスにフォーカスして学んでみましょう。
あなた、本当に同意してるの?
私たちが「同意する」に該当する英語でまず学ぶのが
・I agree:同意します(賛成です)
・I disagree:同意しません(反対です)
この2つの表現です。
あなたも何度も使ったことがあるセンテンスだと思いますが、通常の日常会話ではこの短いセンテンスだけで会話が簡潔することは、まずほとんどありません。
なぜなら、
I agree with them, because〜
賛成ですね、と言うのも〜
I disagree with your opinion,but~
君の意見には賛成できない、けどね〜
英語初心者なら「agree」と「disagree」だけ知っていれば事足りますが、もっと上のゴールを目指すなら、コミュニケーションを深めるような別フレーズもインプットしておきましょう。
同意に関する便利な表現を覚えよう
「同意する」に関する英語の表現は沢山ありますが、ここでは個人的におすすめなフレーズをご紹介したいと思います。
1: Same here
Same here. That’s exactly what I was thinking about!
同感。それってまさしく私が考えてたことと同じだよ!
I’m starving.
お腹ちょーへったわ。
Same here! I could eat a horse. Let’s go eat lunch!
まさしく同感!お腹空きすぎ。ランチ行こう!
補足:I could eat a horse
「馬を一頭食べられるほどお腹が空いている」=「すげ〜、お腹減ってる」って意味の慣用句です
2:I understand 〜
I understand what you mean.
あなたの言いたいことはよくわかります。
I don’t understand. What do you mean?
理解できないな。どういう意味でしょう?
I understand where you’re coming from.
あなたの言わんとすることは理解しています。
補足:where you’re coming from
文字通り「あなたがどこから来たのか」という意味。
“I understand where you’re coming from.“というと、”あなたがその考えに至った背景や心情・気持ちは理解できます“というニュアンスが生まれます
なので
こんな微妙なニュアンスをさらっと使えるようになりたいですね。
3: I’m not following you.(通常、否定形で使われる)
I’m afraid I’m not following you.
すみませんが,おっしゃっていることがよく分かりません
That’s so complicated, so I’m not quite following you.
ちょっと複雑すぎて、いまいち君の話についていけないよ
まとめ
さて今回は「同意する」にまつわる英語表現についてお送りしました。
同じ「同意」や「不同意」を表現する場面でも、単語や言い回しで様々なニュアンスが英語にも生まれます。
誰かの意見に対して「同意」か「不同意」かを伝える場合、
なので、英会話でのコミュニケーション力を上げるには、英語ならではのナチュラルな言い回し( a turn of phrase)を増やすことが大事です。
即戦力になる自分表現として、様々なネイティブフレーズを少しづつ身につけていきましょう。
では、また!