as of は、時間に関する英語表現です。
as of = ”starting from a particular time” 。つまり、時系列の『ある一時点(a particular time)』から、何かが始まっている、終わっている、変化していることを伝えたい時に使える表現です。
used to indicate a time or date at which something begins or ends
日本語としては、as of =「~以降、~以後、〜からは」と言いたいような状況、そんなシチュエーションなら、英語では「as of」 が使えるよと理解しておくと役に立つと思います。
例えば「明日からは、いよいよ学校が始まるなあ」とか、「今度の誕生日からは絶対にダイエットするぞ!」とか、日本語でもよく使う表現ですよね。そんな時は英語なら「as of〜」の出番です。
では、具体的に、例文をあげて解説していきましょう。
As of next month, all the prices will go up.
来月以降、すべての値段が上がるだろう。
They won’t be living here anymore as of tomorrow.
彼らは、明日以降、もうここには住まないだろう。
例文では、何かしらの変化が起こるタイミングを「next month(来月)」や「tomorrow(明日)」という時間表現とくっつけて、その先、物事がどうなっているか、どう変化しているかということを「as of」を使って表現しています。
As of now / As of today の意味と使い方
同じように考えると、As of now や As of today もすんなり理解できると思います。
As of now は、「今の時点では、現時点では」という意味になり、
As of todayならば、「今日の時点では」という意味になります。
As of now, smoking is forbidden in this house.
現時点では、この家では喫煙は禁止されている。
As of today, only three survivors have been found.
今日の時点では、わずか3名の生存者しか見つかっていない。
as of yet の意味と使い方
さて、今回の記事のメインテーマです。
as of yetは、通常否定文を伴い「まだ今のところ〜ない」といった意味で使われます。
これも例文で確認してみましょう。
He hasn’t read the report as of yet.
彼は今のところ(まだ)そのレポートを読んでいない。
“Not as of yet, ” he said.
「まだ今のところは(ないです)」と彼は言った。
まとめ
時間に関する表現というのは、日本語での会話でも頻繁に使います。
もちろん英語でも同じ。頻繁に使う表現ですから、是非とも自由自在に使えるようにしておきたいですね。そして、咄嗟に「as of 〜」という表現が口をついて出るようならネイティブにも一目置かれること間違いなし!
簡単な単語の組み合わせですが、意外と意識してないと出てこない表現でもあるので、出来れば、あなたの想像する状況の映像を具体的に思い浮かべながら、自分なりにアレンジした例文を何度も声に出してみてください。
習うより慣れろ。きっと体に英語表現がすっと馴染んでくる感覚が体験できると思います。
では、また次のレッスンで!