「up in the air」の意味は、日本語では「宙ぶらりん」が一番しっくりとくると個人的には思います。
「up in the air」は「still」と共に使われることが多いですが、そのニュアンスは「up in the air」という単語の組み合わせとフレーズにずごくよく表現されていると感じます。
日本語にも「地に足がつかない」という表現がありますが、どこか通じる匂いがありますね。
As of now, it’s still up in the air if the film will be screened at the festival.
今のところ、この映画が映画祭で上映されるかどうかは未定です。
The whole future of the project is still up in the air.
プロジェクトの全貌は、まだ宙ぶらりんな状態です。
It’s still up in the air if the meeting will be called off or not.
会議が中止になるかどうかは、まだ未定です
映画「up in the air」
そういえば、2009年公開の映画に「up in the air」というタイトルの映画があるのをご存知でしょうか?
日本ではオリジナルタイトルではなく「マイレージ、マイライフ」という邦題で公開されたジョージ・クルーニー主演の映画です。
主人公は、飛行機のマイレージを1000万マイル貯めることを目標にしている中年男。
彼の人生哲学は「バックパックに入らない荷物は一切背負わないこと」でしたが、やがて人生を考え直さざるを得ない様々な局面と向き合うことを余儀なくされる出来事が起こります。
飛行機での出張という意味の「up in the air」と今まで重要な決定を下さずに生きてきた「宙ぶらりん人生」の「up in the air」を、このタイトルが見事に言い当てていますね。
まとめ
今日は「up in the air」という日常会話で良く使われるイディオムを学びました。
・まだ、決まってないんですよね
・まだ、未定なんです
現時点ではまだ不確定要素があるので、決定に至っていない。
そんな状況を表現する「定番の表現」ですから、是非ともマスターして欲しいと思います。
お互い頑張って学び続けましょう!