英語で笑いを誘う表現。そのパート3(ツッコミ編)になります。
英語でネイティブを笑わせるのは、ハードルが高いチャレンジですが、是非とも気の利いた面白フレーズを覚えて相手とより仲良くなり、いい関係を築いて欲しいと思います。
笑いは万国共通のコミュニケーションの潤滑油。覚えておけば役に立つフレーズばかりです。
早速「英語で笑いを誘うフレーズ」とツッコミ表現を見ていきましょう!
英語で笑いを誘う表現
Would you like some sugar with your coffee?
コーヒーに砂糖お入れになりますか?
コーヒーに限らず飲み物に「砂糖を入れますか?」は、よく聞くフレーズですが、この英語表現が来たら「笑いスイッチ」発動の合図です。
No thanks. I’m sweet enough already.
もうお分かりですね。
sugar(砂糖)=sweet(甘い/優しい)で相手の笑いを誘っています。
Would you like some sugar with your coffee?
コーヒーに砂糖お入れになりますか?
No thanks. I’m sweet enough already
いいえ、ありがとう。私、もうすでに十分すぎるくらいスイートなので
これが英語の笑いのニュアンス。是非感じ取ってみてください。
I think you don’t need any sugar with your coffee? You are already sweet enough.
あなたのコーヒーに砂糖は必要ないのでは?もう十分甘〜いですよ。
英語で笑いを誘うツッコミ表現
さて、コーヒーと砂糖の話の続きを少し。
そんな人を見かけたら、是非次のようなフレーズで笑いをサクッと掴みましょう!
Would you like some coffee with sugar?
その砂糖にコーヒーはいかがですか?
つまり、飲んでいるのは砂糖の塊りだからコーヒーをちょっと入れれば?という少し皮肉めいた表現です。
意訳すると
という、関西人もビックリな「ツッコミ表現のニュアンス」になります。
あなたが誰かにお世辞を言われた時、思ってもみないお褒めの言葉を頂いた時、相手に返せる英語のツッコミ的な表現です。
人を喜ばせるのに、リップサービスをすることって誰しもあると思います。それが相手の本心かどうかはさておき、言われた本人が嬉しさを表現するのにとっておきの表現。
You look so beautiful tonight.
今夜の君はとてもきれいだね
You are the smartest person I have ever met.
あなたは今まで私が会った誰よりも頭がいい人です
I wish I could emulate your delicate and brilliant fashion sense!
あなたの繊細で華麗なファッションセンスを私も見習いたいです
こんな素敵な褒め言葉を貰ったとしたら、返すのは次のフレーズ。これは完全に決まり文句です。
Flattery will get you nowhere.
お世辞を言っても何も出ないわよ
動詞「flatter(お世辞を言う)」の名詞形で「お世辞」や「おだて」という意味。
直訳すると「お世辞は、あなたをどこへも連れて行かない」という意味。そこから派生して「おだててもあなたには何も得るものはないよ」という意味合いになります。
また、これとは全く逆パターンの表現も同じようなニュアンスになります。
同じく直訳すると「お世辞は、あなたをどこへでも連れて行く」という意味。そこから「お世辞を言えば君のために何でも出ちゃうよ」というジョークっぽい返しフレーズになります。
You are the smartest person I have ever met.
あなたは今まで私が会った誰よりも頭がいい人です
Flattery will get you everywhere.
褒め殺す気か?もう、君、どこへでも連れてったるっちゅうねん!
まとめ
さて、英語で笑いを誘う表現について3記事にわたって紹介してきました。
何度も書きましたが、英語でネイティブを笑わせるのは、結構ハードルが高いチャレンジです。
でも「難しいからこそ」トライし甲斐がありますし英語で笑いを誘う表現をマスターすることは、イコール英語のより深い理解につながると思います。
日本語頭で考えず、英語のニュアンスを空気のように深く吸い込む。
そんなイメージで英語を楽しみながら学んでいきましょうね。
では、また!