sayといえば、日常会話では”said”などの過去形で非常に頻繁に使う動詞ですし、三人称単数現在形の時の発音 says[sez]も要注意な単語として有名ですよね。
ですが、そのsayに「例えば〜」とか「仮に〜ならば」という意味で使われる用法があるのは
意外と知られていなかったりします。
なので、今回は、sayの「例えば」という意味での用法・使い方をお伝えしようと思います。
英語で「例えば〜」と表現したい時、どう言いますか?
あなたが英会話で「例えば〜」と一例をあげて会話を続けたいと思った場合、普段はどんな表現をあなたは使っているでしょう?
すぐに浮かぶのは、以下のような表現ではないかと思います。
- For example,〜
- For instance,〜
- As an example,〜
- Let me give you an example.
- I’ll give you an example.
いずれも会話相手に「ひとつ例を上げますね」と伝えたい時に使われるとてもスタンダードな英語表現ですし、あなたにも馴染みのある言い方だと思います。
そしてこれらの言い回しと同じように、実は「例えばね〜」と伝えたいときにsayも使えるんです。
Let’s say / Say(例えば〜)を使いこなそう!
used to introduce a suggestion or possible example of something
辞書でも定義されているように、「提案や一例を挙げる場合に」Let’s say はたびたび使われます。
Try and finish the work by, let’s say, Friday.
仕事は、そうね例えば、金曜日までには終わらせてほしいの
Let’s say,you have only one thing you can bring to a deserted island, what would you choose?
例えば仮に、無人島にはたった一つしか物を持っていけないとしたら、あなたは何を持っていく?
ネイティブの日常会話では、”say”や”Let’s say”の方が、「仮に、例えば〜ならば」的な意味では、むしろ頻繁にカジュアルに使われているような気がします。
そのあたりの実際の会話で使われている”Let’s say”は、You Glishというサイトがとても役に立つので是非使ってみてください。検索窓に”Let’s say”と打ち込むと、実際に使われている動画がいくつも見れますので、そのニュアンスを掴んでみてくださいね。
まとめ
どの英語表現でも同じなんですが、いつも使い慣れた同じ表現ばかりを無意識に使うだけでは、あなたの会話力や魅力的な表現力は、決して磨かれていくことはありません。ミスを恐れないで、まず使ってみることが大事です。
実際に使ってみて、相手に通じて初めてあなたの表現の一つに落とし込めるはずです。つまり、ミスしないと次はない。ミスすることはむしろ財産になる!本当にそう思います。
なので、もし次回チャンスがあれば、「例えば」や「仮に〜」と表現したい場合は、是非、”Let’s say”と相手に伝えてみてくださいね。応援してます!
では、また別のレクチャーで!