hateの意味は「嫌う」
to strongly dislike someone or something
誰か、あるいは何かが大嫌いなこと
日本語の会話で考えても「嫌う」とか「大嫌い」という単語を使う時は、何かネガティブな匂いがしますし、あまり頻繁には聞きたくないし使いたくない言葉だもと思います。
I hate to think that we might get divorced soon
もうすぐ離婚するかもしれないと思うと嫌になる
I hate to buy into stereotypes
私は固定観念にとらわれたくありません
We hate to buy into the myth about gender equality.
私たちは男女平等についての神話物語に賛同したくありません
I really hate to think about how much money I really spent today.
今日、実際いくら使っちゃったのかはマジで考えたくもない
参考までに「〜が嫌い」で”hate”を使う場合は「to不定詞」でなく「hate ~ing」で表現することが圧倒的に多いことも覚えておいてください
He hates traveling by car because he gets carsick easily.
車酔いしやすいので、彼は車での移動が嫌いです
I hate eating rice with natto mixed in.
納豆を混ぜたご飯を食べるのが嫌だ
hate to(不定詞)の超便利な使い方
英語表現の場合、”hate to(不定詞)”という言い回しを使えば、実は日本人にはとっても使いやすい便利な表現ができちゃうんです。
では、ここからは ”hate to”の例文を見ながら、その意味と使い方を具体的に見ていきましょう。
例えば、以下の例文
I hate to say this.
- これをあなたなら、どう日本語に訳すでしょうか?
・・・・・
直訳すると「これを言うのがとてもイヤ」なんですが、英語の場合は「これを言うのは本当は望んでないんだけど・・・でも言っとくね」
相手に忌憚なくズバリと気持ちを伝えるのが苦手な人が日本人には多いイメージがあることを前提にしています
でもだからこそ、特に日本人の英語学習者は、是非ともマスターしておくべき便利な表現だと思います。
つまり、例文の意味は英語で言い換えてみると、
=I don’t want to say this, but〜
これ本当はあんまり言いたくないんだけどさ、でもね〜
という意味になります。
hate toの例文でニュアンスを掴む
さて、”hate to〜”の説明を続けます。
日本語の「嫌い」と違い、英語の”hate to〜”は、とても日本人には馴染むすごく便利な表現だと思います。
以下の例文で、再度ニュアンスを掴んてみてください。
I hate to say this, but you heard me wrong
こんなことは言いたくないんだけど、あなたは私の言うことを聞き間違えているよ
I hate to ask for unserious comments, but I would appreciate it if you could understand that it is staged
不真面目なコメントを求めるのは嫌なんですが、演出であることを理解していただけるとありがたいです
I hate to bother you, but could you give me your help
お忙しいところ恐縮ですが、ご協力をお願いできませんか?
I hate to tell you, but that bastard is coming to the party tonight too.
言いたくはないが、あの野郎も今夜のパーティに来るんだ
まとめ
さて今回は、日本人こそマスターすべきな”hate to”の意味と使い方を学んできました。
言いたくないんだけど、いいますね
このような婉曲的な言い回しは、相手に気を使う日本人にはとても使いやすいフレーズではないかと思います。
hate(嫌いです)という単語を使って無理せず自分の思いを使えることができると思うので、是非とも実践でどんどん使って、この表現を自分のものにしてみてください。
習うより慣れろの精神で行きましょうね。
では、また!